冬の乾燥時期はシワができやすい?! 原因と保湿対策とは?
冬の乾燥を放置しておくと、見た目年齢が一気に引き上がってしまう「シワ」の原因にもなるのです。
そこで今回は、冬の肌の乾燥原因と、乾燥によるシワを予防するための保湿ケアの方法などをご紹介いたします。
目次
- ○ 冬の乾燥肌の原因を考えてみましょう!
- ・湿度が下がるとなぜ乾燥する?
- ・寒い(冷たい風が吹く)となぜ乾燥する?
- ・暖房がきいた部屋はなぜ乾燥する?
- ・中と外の寒暖差でなぜ乾燥する?
- ・コロナ禍ではなぜ乾燥する?
- ○ 冬の乾燥予防の為の洗顔方法
- ・ 乾燥の原因は熱いお湯で洗顔することだった!
- ・水分と油分はバランスよく両方補給を
- ・日中の乾燥対策も念入りにしましょう!
- ○ 冬の乾燥予防に効果的な入浴
- ・シャワーの温度がとっても大切
- ・入浴後のスキンケア
- ○ 冬の乾燥予防には日中のケアも大切
- ・メイク前の保湿を万全に
- ・メイクの上からできる保湿を
- ○ 冬の乾燥予防は水分補給が肝心
- ○ まとめ
冬の乾燥肌の原因を考えてみましょう!
《冬の環境》
○湿度が下がる。
○寒い。(冷たい風が吹く)
○暖房が効いた室内の空気も乾燥しきっている。
○中と外の寒暖差。
●更には、コロナ禍でのマスク着用による肌の擦れ。
●マスク着用による、スキンケアやメイクの手抜き。
などがあります。
ここではひとつひとつ解説していきますね。
湿度が下がるとなぜ乾燥する?
水は、高いところから低いところに流れるという習性があります。
湿度が下がるということは、空気中の水分量が少なくなるということです。
お肌の細胞の水分量の方が多くなると、空気中にどんどん流れ出てしまうということです。
これが『冬は空気が乾燥するからお肌も乾燥する』と、よく聞く言葉の意味です。
寒い(冷たい風が吹く)となぜ乾燥する?
気温が下がったり、冷たい風が吹いたり。
寒さによって血流が悪化することも乾燥の原因のひとつです。
血液は皮膚に栄養(水分も含む)や酸素を運んでくれるだけでなく、血液中の老廃物も流してくれます。
血流が悪化すると、栄養や酸素が運ばれるのが少なくなり、老廃物が蓄積していきます。
その結果、肌内部から乾燥をしていくのです。
暖房がきいた部屋はなぜ乾燥する?
暖房が効いた部屋は暖かくて過ごしやすいですよねー。
洗濯物もよく乾きますよね!
洗濯物がよく乾くのと同じく、お肌も乾くのです!
中と外の寒暖差でなぜ乾燥する?
室内温度と室外温度の差が冬は大きいですよね。
暖かい室内では、毛穴が開き乾燥が促進されます。
寒い室外では、毛穴が収縮し、血管も収縮するため栄養や酸素の流れが悪くなります。
栄養が不足すると、細胞の新陳代謝が悪くなります。
細胞をイキイキさせるには新陳代謝が活発でなければなりません。
ハリの源である真皮層が衰えてしまうと、肌はハリを失い、シワになります。
このことから解るように、冬はシワになりやすい環境であると言えます。
コロナ禍ではなぜ乾燥する?
コロナ禍になって、随分経ちます。
マスクは命を守るために、絶対に着けてほしいものです。
その、大切なマスクによって引き起こされる肌トラブルがあります。
まず、マスクを付けている時は、呼吸による水蒸気でマスク内は湿気があります。
マスクを外した時に、水蒸気で蒸れた肌が乾いていきます。
その時に肌の表面の水分だけが蒸発するのではなく、肌内部の水分まで一緒に蒸発していくのです。
お風呂に入ったときに、浴室は蒸気でいっぱいなのでお肌もしっとりしています。
でも、脱衣所に行ったとたんに肌が突っ張ることありませんか?
その現象と同じことがマスクを外すたびに繰り返されるのです。
コロナ禍で、頬のたるみや目元の小じわ、ほうれい線が濃くなっていく理由の一つです。
更に、水蒸気で水分を含み、柔らかくなったお肌にマスクが擦れることもしわやシミの原因といわれています。
肌を摩擦すると、どうなるか?
〇皮膚が薄くなり、乾燥したり敏感肌になりやすくなる。
〇摩擦による刺激から肌を守ろうとしてメラミンが出てシミになる。
更に更に、マスクをするからとお手入れをさぼったり、メイクをしないことによって自分のお顔を見る機会が減っていき、肌トラブルの改善が遅くなり、シワやシミ、タルミが定着してきます。
冬の乾燥予防の為の洗顔方法
乾燥の原因はおおよそ理解していただけたとおもいます。
乾燥を防ぐために必要なこと。
一年を通して大切なことなのですが、冬場は一段と大切になってきます。
冬でも乾燥しにくい肌を維持するためには、肌のバリア機能を立て直すことがとても大切です。
基本は毎日、丁寧にスキンケアをすること。
ここでは一つずつ解説していきます。
乾燥の原因は熱いお湯で洗顔することだった!
冬は寒いですよね!
特に朝と夜!
朝の洗顔時も夜のお風呂も、温かいお湯で洗いたい!
わかります。
でも、それが乾燥の一番の原因なんです。
温かいお湯で洗うとお肌に必要な油分まで奪ってしまいます。
そうすると皮膚の表面が剥がれやすくなり、カサカサ乾燥肌になってしまいます。
水分と油分はバランスよく両方補給を
ローション → 水分
乳液 → 水分 ➕ 油分
クリーム → 油分
これらのスキンケアを朝晩、毎日しっかりとすることにより、肌のバリア機能が保たれるのです。
日中の乾燥対策も念入りにしましょう!
朝、メイクをしてから夜メイクを落としてスキンケアをするまでの長い時間、保湿ってどうされてますか?
できないですよねー。
だから、朝、メイクをする前のしっかりとしたスキンケアが大切になります。
そして、乾燥を防ぐ化粧下地もとても重要になってきます。
日中の紫外線も肌を乾燥させてしまいます。
紫外線対策(一年中の日焼け止め)も忘れずに!
冬の乾燥予防に効果的な入浴
肌の角質層の中には、セラミドという成分があります。セラミドは肌のバリア機能の働きを助けてくれる成分。誤ったお手入れでセラミドが不足してしまうと、乾燥肌や肌荒れを引き起こす原因になってしまいます。
入浴後、肌がつっぱる!
洗顔をして、肌を守る油分が少なくなっている上に、温まった体が熱を放散させるため、皮膚から水分や脂質が抜け出やすくなり、乾燥しやすくなります。
入浴後は出来るだけ早く、水分を拭き取り、保湿をすることが乾燥を防ぐためにの1番の方法です。
シャワーの温度がとっても大切
冬は寒いから、シャワーの温度が高くなりがちです。
体を温める為には必要なことですが、その温度のまま洗顔をすると、お肌に必要なセラミドなどの美容成分が流れ出てしまい、乾燥肌を促進させてしまいます。
お顔を洗う水の温度だけは32度で頑張ってほしいです。
あとはシャワーを直にお顔にかけることは、お肌を痛めてしまうので、やめましょう!
入浴後のスキンケア
入浴後、水分を拭き取り、ドライヤー?
ちょっと待ってください!
ドライヤーで髪を乾かしている間にどんどんお肌の水分は抜けていってしまいます!
ドライヤーの前に、せめてローションをつけましょう。
理想をいうなら美容液くらいまでは、ドライヤーの前につけられると乾燥は随分ましになります。
ただ、ローションはゆっくりじっくりとお肌に浸透させたいので、時間がない場合はローションだけでも、絶対に!
ドライヤーした後は、出来るだけ早くスキンケアをお願いいたします。
ローション 3プッシュ✖️3回塗布
美容液 2プッシュ✖️1回塗布
乳液 2〜3プッシュ✖️1回塗布
クリーム 8ミリパール一粒✖️1回塗布
お肌の状態によっては
アイクリームなど、シワができやすいところには、さらに保湿を心がけましょう。
冬の乾燥予防には日中のケアも大切
冬は日中、外にいても寒さと空気の乾燥でシワシワ。
中にいても暖房で乾燥してシワシワ。
朝、メイクをしてしまうと、なかなか保湿ってできないですよね?
メイク前の保湿を万全に
メイクをした後、保湿がしにくいのであれば、できるだけメイク前に保湿をバッチリしてしまいましょう!
時間があれば朝からパックも有効です。
でも、なかなか時間がない方が多いと思います。
そんな時は?
いつもなら
ローション・美容液・乳液のあとお化粧下地で日焼け止め、メイクの順にされるかと思います。
そこに夜のお手入れにしか使わないと思いこんでいるクリーム、アイクリームなどをプラスしていきましょう!
冬の乾燥はそこまでしても万全ではありません。
少しでも乾燥を防ぐ=シワ予防となります。
メイクの上からできる保湿を
メイクした後にでも、保湿できるローションなどがあります。
乾燥してるなと思ったら、こまめにふりかけましょう!
できれば、油分もしっかり入っているタイプのものにしてください。
水分だけだと、ふりかけたローションが乾く時、お肌の水分まで奪って蒸発してしまう為、さらに乾燥に追い討ちをかけてしまいかねません。
何を使うかは、しっかり考えて見極めましょう!
冬の乾燥予防は水分補給が肝心
冬は夏と違い、水分を取りにくくなる季節です。
温かいコーヒーは飲めても、水は飲めないですよね。
コーヒーや紅茶、お茶は利尿作用があるため水分にはかぞえないでください。
水をしっかり取り入れることで、細胞も瑞々しく潤っていきます。
まとめ
とにかく、乾燥することがシワの最大の原因です。
スキンケアで外から保湿し、水を飲む事で内側から保湿をするのです。
そういう、小さな努力の積み重ねが1番大切になってきます。
そうして、お家でのスキンケアをきちんとしていく合間に、フェイシャルエステでお肌が水分をしっかりと吸い込む下地作りもしっかりとしていきましょう!