保湿はメリットだらけ!! ~セラミドを増やす習慣を~
これからの季節もエアコンの使用や汗をかくことにより、お肌の乾燥は引き起こされます。
乾燥肌をそのままにしておくと、角質層がはがれてバリア機能が低下します。
そこにアレルゲンなどの刺激物質が外から入りこみ、かゆみを引き起こす原因になってしまいます。
乾燥した肌は干からびている状態なので、十分な水分をカバーする皮脂もありません。
外からの紫外線や汚れなどのダメージも受けやすく、肌がボロボロに荒れた状態を引き起こしてしまうのです。
ここでは、日頃からの保湿の大切さや、保湿と切っても切り離せない関係にあるセラミドについて解説していきたいと思います。
目次
- ○ 保湿のメリット・乾燥のデメリット
- ・保湿が保たれる肌は、セラミドで満たされている肌
- ・乾燥肌はセラミド不足
- ○ 保湿とセラミドの関係
- ・セラミドは加齢と共に減っていく…
- ・セラミドとその役割
- ・セラミドをしっかり補給
- ○ まとめ
保湿のメリット・乾燥のデメリット
“保湿”と一言で言っても、ただただ水分を与えるだけでは“潤いを保つこと”はできません。
しっかりと正しい保湿をする事のメリットと、乾燥により生じるデメリットを知ったうえで、保湿ケアの大切さや必要性を考えていきましょう。
保湿が保たれる肌は、セラミドで満たされている肌
セラミドとは細胞と細胞をしっかりとつなげる“のり”のような役割をしています。
例えるなら、レンガとレンガをしっかりとつなげるコンクリートのようなものです。
そのセラミドが少なくなると、レンガは崩れやすくなりガタガタになってしまいます。
しかし、セラミドで満たされているお肌は、外部刺激から肌を守るバリア機能がきちんと力を発揮するので、角質層の潤いを保持します。
バリア機能がきちんと働いているからこそ、潤いが保たれ、キメが整い、肌が荒れにくくなります。
しっかりと保湿ケアをすることは、さまざまな肌トラブルを回避することに繋がるのです。
乾燥肌はセラミド不足
お肌のカサカサやヒリヒリは、角質層のセラミドの不足により起こります。
セラミドが不足すると、角質がめくれあがり、肌の内部の水分がそこから蒸発しやすくなり、バリア機能も低下します。
バリア機能が低下すると、外部からの刺激も受けやすくなり、かゆみなどの肌トラブルにも繋がります。
セラミド不足による肌トラブルには、
・乾燥肌
・敏感肌
・肌荒れ
・かゆみ
・アトピー性皮膚炎
などかあげられます。
そして、セラミドが不足してしまう原因は、加齢や、日常的な紫外線ダメージ、こすりすぎなどによる肌の摩擦、ターンオーバーの乱れなどさまざまあります。
保湿とセラミドの関係
健やかでぷるぷるの潤い肌は、肌表面の角層に約30%の水分を含んでいます。
そして、角層細胞のすき間を満たし、細胞どうしや水分をつなぎとめる役割を担っているのが、肌の必須成分「セラミド」です。
いつものお手入れでは潤いを感じなくなってきた…
など、気になる事が出てきたら、早めにセラミド補給などの潤いケアを…
セラミドは加齢と共に減っていく…
セラミドは肌の奥から生まれてきます。
赤ちゃんの肌は、キメ細かくふんわりぷるぷる。
それは、角層にセラミドがいっぱいあるからです。
でも、加齢と共に私たちの肌に存在するセラミドは徐々に減っていき乾燥しやすい状態へと傾き続けています。
セラミドの量は50代になると20代の約半分になってしまいます。
年齢を重ねるにつれて、肌にハリがなくなってきたなと感じるのは年齢によるセラミドの不足も大きな要因です。
そして特に、アトピー肌や敏感肌、乾燥肌の方は日常的にセラミドを作り出す働きが弱いので、そのままではどうしてもセラミドが不足してしまいます。
ですから、日頃から肌のバリア機能を高めるためにもセラミドを補う保湿ケアがとても重要です。
セラミドとその役割
セラミドは角層細胞間に存在する脂質の主成分で約50%を占めており、潤い肌の重要物質として、角層内部の水分をつなぎとめる「保湿機能」と、肌の内部から水分蒸散を防いで外部刺激から守る「バリア機能」という大きな役目を担っています。
年齢を感じさせない潤った肌、反対に小ジワやかさつきなどのダメージが目立つ肌。
その違いには、角層のセラミドの量が大きく関係しているのです。
そして、潤いケアには、セラミドを増やす習慣が効率的として注目されています。
セラミドをしっかり補給
保湿ケアをするなかで、手でお肌を触って吸い付く感じがしたら、ケア完了…と思ってしまいがちです。
肌の表面はしっとりとしているようでもしばらくすると乾きを感じてしまう経験はありませんか?
ではそれはなぜなのでしょうか?
スキンケアで水分を『与える』だけでは、その水分は肌からだんだんと蒸発していってしまいます。
本当の意味での“潤いケア”はできていません。
しっかりと“潤いケア”するにはお肌そのものが水分をしっかりとつなぎとめる力を育むお手入れをすることが必要です。
それは、角層の細胞の間にあるセラミドをきちんと機能させて、水分をたくさん保持させ、逃げ出しにくい肌を保つケアが重要となってきます。
ですから、大切なのはお肌そのものが水分を保つ力を育むお手入れです。
まとめ
乾燥や刺激に負けない健やかな肌を育むためには、日頃からのケアを心掛けましょう。
潤いケアには保湿が重要なので、まずは化粧水で水分をたっぷりと補います。そして、補った水分を逃がさないよう乳液やクリームなどの油分でふたをすることではじめて、保湿ができたと言えます。
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