意外と知らない?!コラーゲンの大切な働き
ここでは、知ってそうで知らない…、単純そうで奥深い…、コラーゲンのおはなしを少し掘り下げてみたいと思います。
目次
- ○ コラーゲンとは
- ・コラーゲンの種類
- ○ コラーゲンが不足するとどうなる?
- ○ コラーゲンって何に効く?
- ・肌に潤いや弾力を与える
- ・丈夫な骨を形成する
- ・腱や靭帯を丈夫にする
- ・関節の動きを滑らかにする
- ○ コラーゲンが摂れる食材
- ○ コラーゲンの効果的な摂り方
- ・コラーゲンペプチド
- ・一緒に摂ると良いもの
- ○ まとめ
コラーゲンとは
コラーゲンはタンパク質で、人の体を構成しているタンパク質全体の約30%を占めています。
そして、体内のあらゆる組織に分布していて、皮膚や関節をはじめ、骨や目の角膜等を構成する成分としても知られており、美容だけでなく、健康や老化にも深く関わりのある成分です。
コラーゲンの種類
現在わかっているコラーゲンは、約30種類の異なるポリペプチド鎖の組み合わせにより19種類の型が存在すると考えられており、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型…というように分類されています。
Ⅰ型コラーゲンは体内に最も多く、骨や皮膚の強さを生み出し、皮膚のコラーゲンの90%を占めています。
加齢や紫外線により、コラーゲンが少なくなると、皮膚のハリが失われてしまいます。
肌のコラーゲンを良好に保つことにより、肌のうるおいを保ち、しわ・シミができにくい肌になります。
このようにⅠ型は、肌の弾力性やハリに関わっています。
Ⅱ型コラーゲンは関節軟骨などの軟骨、目の硝子体や角膜に存在します。
軟骨に多く含まれていることから、鶏の胸骨軟骨や豚の気管軟骨を原料とし、軟骨エキスとして抽出されます。そしてそれらは、関節炎の発症を抑制する機能が期待されています。
Ⅲ型コラーゲンは、血管や子宮などに存在するコラーゲンで女性が摂ると特に良いといわれています。
“ベビーコラーゲン”とも呼ばれ、赤ちゃんの肌に非常に多く含まれています。
III型コラーゲンは、肌にハリや弾力を与えるのに大きな役割を果たすコラーゲンですが、非常にやわらかく、二十歳までに大幅に減少していくことが分かっています。
そして、I型コラーゲンと同様に皮膚や骨に多く存在し、なおかつ美しい肌を保つため、I型コラーゲンが正常に働くためのサポートをする役割を持っています。
そして、コラーゲンは体内で生成される以外にも、ゼラチン、コラーゲンペプチド、トリペプチドコラーゲン、アミノ酸混合物といった、原料や分子構造の異なる4種類のコラーゲンがあり、中でも、消化・吸収しやすいよう低分子化されたトリペプチドコラーゲンが最も美肌効果が高いとされています。
コラーゲンが不足するとどうなる?
体内のコラーゲンが減少すると、シワやたるみができやすくなるだけでなく、身体のさまざまな組織がもろくなってしまいます。
例えば骨に存在するコラーゲンは、骨の内側の柔軟性を保つことで、骨が折れやすくもろくなることを防いでいます。高齢により骨粗しょう症の方が増えますが、これはカルシウムの不足だけでなく、加齢に伴うコラーゲンの減少も原因の一つと考えられています。
そして、体の自己修復にもコラーゲンが重要な役割を果たしているため、不足してしまうと、修復力が弱まり免疫力も低下してしまいます。
ですから、コラーゲンは、美肌を作り肌にハリを与えるだけではなく、全身を健康に保つ役割も担っています。
コラーゲンって何に効く?
肌に潤いや弾力を与える
皮膚には多くの種類のコラーゲンが存在し、皮膚の構造や機能に関わっています。
肌の主成分といわれるコラーゲンですが、コラーゲン自体は皮膚表面ではなく下層である“真皮”の主成分で、直接目には見えませんが、内側で肌のハリや弾力を保ち、維持する役割をもっています。
丈夫な骨を形成する
骨と言われればカルシウムを連想すると思いますが、実は次に多い成分はコラーゲンなんです。
骨を鉄筋コンクリートで例えると、コンクリート部分はカルシウム、鉄筋部分がコラーゲンにあたります。
コラーゲンにより、柔軟性のあるしなやかな骨となり、骨折しにくく、治りも早い骨となります。
腱や靭帯を丈夫にする
腱や靭帯にあるコラーゲンは主に繊維状コラーゲンで、この繊維状のコラーゲンがいくつも並び形成します。
そして、靭帯には強固な結合を作り上げる繊維状コラーゲンを主とし、ともに柔軟性を与える成分であるエラスチンが存在します。
このように、腱や靭帯はコラーゲンが主体の組織であるため、深く関わりがあるといえます。
関節の動きを滑らかにする
関節に存在するコラーゲンは主にⅡ型コラーゲンで、軟骨に多く含まれます。
コラーゲンの劣化や減少により、関節のクッション性や滑らかさが失われ、摩擦が大きくなると関節を動かしにくくなり、時には痛みも伴います。
コラーゲンを補うことにより軟骨の再生と保護機能が上がり、関節痛が和らぐと考えられています。
コラーゲンが摂れる食材
コラーゲンは食品からも摂ることができます。
代表的なものでは、
・フカヒレ
・うなぎ
・スッポン
・魚の皮
・うなぎ
・なまこ
・カレイ
・エビ
・くらげ
・豚足
・鶏手羽
・鶏の皮
・軟骨
・牛スジ
・牛テール
などなど……
そして、牛・豚・鶏の骨を煮込んだスープにもコラーゲンは豊富に含まれています。
魚や肉の煮汁を放っておくとゼリー状に固まるのは、コラーゲンが煮汁に溶けだしてゼラチンに変わるためです。
肉類は身の部分よりも内臓やスジにコラーゲンは多く、また、身の部分に関しては牛肉よりも鶏肉の方がコラーゲンが多く含まれています。
このように、食材からもコラーゲンを摂る事はできますが、一般的な食事から摂れる量を考えるとそれだけでは足りないので、サプリメントなどで補ってあげるのが有効です。
コラーゲンの効果的な摂り方
実は、コラーゲンはアミノ酸がつながる事でつくられています。
アミノ酸から構成されているコラーゲンは、摂取しても、全てがそのままコラーゲンとして吸収されるわけではなく、一度アミノ酸に分解されます。
その後、腸で吸収されたのち、コラーゲンを作るタンパク質の原料となり、一部が再びコラーゲンとして構成されます。
つまり、体内のコラーゲンを増やすことは「アミノ酸を摂取する」ということがポイントとなります。
コラーゲンペプチド
コラーゲンはアミノ酸からできており、体内に取り込まれたコラーゲンは、一度アミノ酸に分解され、腸で吸収されてから、一部のみがタンパク質と合わさることにより再合成され、コラーゲンとなります。
そのうえコラーゲンは、分子が大きく、消化・吸収されにくいことが難点と言われています。
そこで、コラーゲンを消化・吸収しやすく低分子化したのが“コラーゲンペプチド”となります。
摂取したコラーゲンペプチドは、その一部はアミノ酸に分解されずに、コラーゲンペプチドのまま、腸で吸収されることがわかってきました。
低分子化したコラーゲンペプチドは、直接腸から吸収されるため、分子の大きなコラーゲンよりもスムーズに血液にのって身体のすみずみまで届けられると考えられています。
一緒に摂ると良いもの
コラーゲンの合成にはタンパク質を必要とし、アミノ酸を摂ることも大切ですが、それだけではなくビタミンCを一緒に摂ることで、さらにコラーゲンが増やしやすくなります!
残念ながら、ビタミンCは水溶性であることから、体の中に貯めておく事ができません。
ですから、日々、食べ物やサプリメントから意識をして摂ることが必要になってきます。
ビタミンCには美白効果もあるので、積極的にとっていきましょう。
まとめ
コラーゲンは紫外線からもダメージを受けます。
年齢とともに減少していくうえ、日常生活の刺激によっても減少していきます。
だからこそ、いろんな形で補い、そして今あるコラーゲンを減らさないための紫外線対策など、美容と健康維持のため心がけていきましょう。
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