老け顔予防が骨密度を上げる?骨密度を上げる方法を紹介!
骨量や骨密度が減少し骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気「骨粗しょう症」といいます。
女性ホルモンの減少が大きく関係するために、男性よりも女性に多い病気です。
ここでは、骨粗しょう症と見た目の関係をお伝えさせていただきます。
目次
骨密度とは?骨粗しょう症とは?
「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。
「骨密度」が少なくなると「骨粗しょう症」という病気になります。
「骨粗しょう症」は予防以外に対策がありません。
骨量や骨密度が減少し、骨の強度が低下することで骨折しやすくなる病気です。
「骨密度」の減少と「女性ホルモン」の減少が大きく関係するため、男性よりも女性に多い病気です。
女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制してくれる働きがあります。
そのため、男性よりも女性に多い病気になります。
「骨粗しょう症」は骨折しやすくなったり、骨が変形したりするやっかいな病気です。
おまけに、予防しかできない病気になります。
ここでは、骨粗しょう症と見た目の関係をお伝えさせていただきます。
骨密度と年齢
年齢別で見ると、骨量が最も多いのは20〜30代です。
40代になると、少しずつ「女性ホルモン」が減少していきます。
ただし、実際に骨粗しょう症を発症する女性は40代ではごくわずか、有病率が上がるのは50代に入ってからです。
女性は閉経を迎え「女性ホルモン」の分泌が減少すると「エストロゲン」も減少します。
すると、骨の形成が追いつかなくなり「骨密度」が急激に減少するのです。
骨密度と美容
《40代女性は美容のために》
「有病率が上がるのは50代から」といっても安心はできません。
骨量や骨密度の減少はまず「顔」にきます。
顔の骨、つまり頬や顎の骨は体のなかでも特に骨密度が下がるのが早い部位と言われています。
骨密度が減少するとその変化が早い段階で顕著に現れてしまうのです。
するとどうなるでしょう?
女性なら最も避けたい「老け顔」になります。
顔の土台である骨がやせると、骨と筋肉・皮下脂肪をつなぎとめている靭帯が弱くなります。
同時に、表面の皮膚が変化し徐々にたるみとなっていきます。
それが、「ほうれい線」や口角を下げて見せる「マリオネットライン」の原因のひとつです。
いくつになっても若々しい見た目を保っている方は、骨密度が平均あるいは平均以上を維持している「骨美人」ということですね。
骨密度を上げるには
骨密度を上げるには、生活習慣を変えていく必要があります。
ここでは、その方法を少しお伝えします。
運動
骨密度は運動によって増加することがわかっています。
骨には、運動などの負荷をかけると強くなり、逆に負荷をかけないと弱くなるという性質があります。
逆に、寝たきりの状態や、無重力で過ごす宇宙飛行士などは、骨密度が急激に減少します。
宇宙から帰還された方がインタビューの時に車いすに乗っておられるのはそれが理由です。
食事
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。 カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。
また、高齢になると、食の好みが変わったり、小食になったりしてタンパク質の摂取量は不足する傾向があります。 タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取しましょう。
栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。
♦カルシウム
牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など
※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。
生活習慣
骨密度の低下と密接に関わってくるのが、生活習慣です。
飲酒は適量なら大丈夫ですが、過度な飲酒は利尿作用を促進させるため、必要なカルシウムまで体外に排出してしまいます。
また、タバコはカルシウムの吸収を抑え、女性ホルモンの分泌を妨げてしまいます。
過度なダイエットは、女性ホルモンの分泌を少なくして。骨量も少なくしてしまいます。
骨密度をアップさせるためには、適度な酒量(約20g /1日=ビール‥500ml、缶チューハイ‥1本、ワイン‥グラス2杯弱、日本酒‥1合、焼酎‥110ml程度など)にとどめ、タバコは控え、バランスよく食べることを意識しましょう。
また、女性ホルモン(エストロゲン)が低下すると骨密度が低下します。ただでさえ、年齢とともに減少していく女性ホルモンをより減らさないために、ストレスを溜めない、たっぷりと良質な睡眠をとるなど、日常生活習慣も整えていくようにしましょう。
まとめ
骨は1日や2日では強くなりません。
加齢による骨密度の低下はどうしようもありません。
でも!対策しなければ骨は勝手に弱くなっていきます。
だからこそ今すぐに、そのための骨密度アップのための食事、運動、生活習慣は小さなことからコツコツと実践し、細〰︎く、長〰︎く続けることが大切になってくるのです。
30代以降は、骨の健康維持+骨の強化を意識した生活スタイルで骨は一日二日では強くなりません。加齢による骨密度の低下は避けられないため、対策しなければ自然と弱くなっていきます。そのため、骨密度アップのための食事、運動、生活習慣は小さなことからすぐ実践し、細く長く続けることが大事。
30代以降は、骨の健康維持+骨の強化を意識して生活していきたいですね!