間違えている方いませんか?ダブル洗顔の意味
『ダブル洗顔』という言葉が定着してから随分たちますが、当店に来られるお客様の中には間違った意味にとらえておられる方が時々おられます。
ここでは正しい『ダブル洗顔』を覚えていただけたらと思います。
目次
- ○ ダブル洗顔
- ・ダブル洗顔は必要?
- ○ ダブル洗顔のメリット!デメリット!
- ・ダブル洗顔のメリット
- ・ダブル洗顔のデメリット
- ○ 正しいダブル洗顔のポイント
- ・濃いアイメイクはコットンを使い先に落とす
- ・適正量がキレイのポイント
- ・洗顔料はしっかり泡立てましょう!
- ・32℃のぬるま湯ですすぎましょう。
- ○ おすすめのクレンジング・洗顔フォーム
- ○ まとめ
ダブル洗顔
ダブル洗顔のダブルとは‥?
2回洗う?
と、勘違いされている方!おられます‥
実はダブル洗顔のダブルの一つ目は
《クレンジング》のことです。
クレンジングとは→メイクを落としていく。皮脂汚れを落としていくものです。
ダブル洗顔の二つ目は
《洗顔》のことです。
汗や角質など垢とよばれる汚れを落としていくものです。
ダブル洗顔は必要?
結論としては基本的に必要です。
⚫︎クレンジングの役割はメイクなどの油溶性の汚れを浮かせて落とします。
⚫︎洗顔の役割は汗や皮脂、古い角質、ほこりなどの水溶性の汚れを落とします。
そのため、どちらか片方のみだとメイク汚れ、余分な皮脂などが肌に残りやすく、ニキビや毛穴の黒ずみ汚れなどの主な原因となってしまいますので、ダブル洗顔は必要です。
ダブル洗顔のメリット!デメリット!
ダブル洗顔は基本的には必要です。
しかし、メリットもデメリットも両方あります。
ダブル洗顔のメリット
① 洗い残しの心配がありません
油性の汚れと水性の汚れを落とすのがダブル洗顔のため、肌に残った不要な汚れをきちんと落とすことができます。
《汚れや古い角質が洗い落ちずに肌に残ることで毛穴の黒ずみの原因にもなり、肌のごわつきの原因にも!》
② 美容成分が角質層まで浸透する
肌に残った不要な汚れをきちんと洗い残すことで、洗顔後に行う化粧水や美容液などのスキンケアの美容成分がしっかり角質層まで届きやすくなります。
汚れがきちんと取れていないと、スキンケアの栄養成分は肌の奥まで届かなくなり、スキンケアの効果がきちんと表れずもったいないことになります。
ダブル洗顔のデメリット
① 摩擦が負担になるかも!
顔を2回連続で洗うことになるので、特に乾燥肌や敏感肌の方で肌が薄い方にとっては、摩擦が負担になることがあります。
乾燥肌・敏感肌ではない方でも、洗顔後に肌がつっぱるという方は、化粧品が合っていない。
もしくはやり方が間違っている可能性があります。
正しいダブル洗顔のポイント
①濃いアイメイクは先に落とす
②適正量をきちんと使用する
③洗顔フォームはしっかり泡立てる
ここでは、これらを詳しくお伝えしていきます。
濃いアイメイクはコットンを使い先に落とす
クレンジングの際にベースメイクなどと一緒にアイメイクも落とそうとすると必要以上にクルクルと目元を触ってしまうことになります。
目の周りの皮膚は特に薄く、デリケートです。
リムーバーやコットンに染み込ませたクレンジングオイルを5秒くらいポイントメイクの上に置き、メイクを浮かせて擦らずにスルッと先に落としましょう。
できるだけお肌に負担をかけないためです。
適正量がキレイのポイント
ダブル洗顔をする際は、パッケージなどに記載されている適量を使用するように意識していきましょう。
使用量が少ないとクレンジングや洗顔料をなじませる際に摩擦がおきて、肌への刺激となり、皮膚を傷つけたり、キメを壊してしまい乾燥しやすいお肌を作ってしまう可能性があります。
また、量が少ないとクレンジングや洗顔料本来のメイクや汚れを落とす力が存分に発揮できないため、クスミの原因になります。
適量を使用することでお肌はますますキレイに!
洗顔料はしっかり泡立てましょう!
洗顔フォームは摩擦を減らすためにも、しっかりと泡立てて弾力のある泡を作りましょう。
泡立てが苦手な方は泡立てネットの使用をおすすめします。
きめ細かい泡が毛孔の隙間の汚れまで、吸着して落としてくれます。
32℃のぬるま湯ですすぎましょう。
クレンジングや洗顔料をすすぐ際は、ぬるま湯で擦らずに優しくすすいでください。
私たちの顔の表面温度は一般的に32℃~34℃です。
一方、皮脂が顔の表面に溶け出す温度は30℃。
そのため32℃より高い温度では、肌に必要なうるおいまで洗い流され、乾燥の原因に。
また、32℃より低い温度では、余分な皮脂や汚れが残り、かゆみや吹き出物など肌トラブルの原因になります。
肌に負担をかけずに汚れをしっかり落とせる最適温度が32℃なのです。
触ったときにぬるいなと感じる程度を目安にすすぎをすることが美肌への近道です。
おすすめのクレンジング・洗顔フォーム
落とすだけではなく、
うるおいを与える
W洗顔シリーズ「セルキス」
<うるおい洗浄成分>
コラーゲン洗浄成分*
*ココイル加水分解コラーゲンK
<うるおい成分>
吸着型ヒアルロン酸*
*ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(保湿作用)
クレンジングオイルは乳化力が高く、メイク馴染みが良く、メイクをスムーズに落とします。
洗顔フォームはきめ細かくクリーミィな濃密泡が、肌をいたわりながらしっかりと汚れを落とします。
石油系乳化剤無添加で敏感肌の方も安心してお使いいただけるよう、アミノ酸系洗浄成分を配合しております。
まとめ
ダブル洗顔は、クレンジングと洗顔料のそれぞれに異なる役割があることがわかっていただけたと思います。
しかし、乾燥肌や敏感肌の方にも負担にならないものを負担にならないやり方で落としていきましょう。
肌のタイプに合わせたお手入れで、きちんと化粧汚れやほこりなどの汚れを落とし、強いお肌になっていけますように。
そうして、透明感のある美しいお肌を手に入れましょうまし!